購入者が数字を予想して申込む数字を自由に選択できる宝くじーーーいわゆる[数字選択式宝くじ]が日本で初めて発売されてから30年以上になると言われています。具体的には1994年10月に[ナンバーズ3]と[ナンバーズ4]が一部の県で発売されたのが始まりということになるようですが、欧米では主流となっている[数字選択式宝くじ]の魅力がクローズアップされるようになったのは、やはり1999年4月に発売された[ミニロト]と翌2000年10月から発売された[ロト6]が登場した頃からではないでしょうか。もちろん[ナンバーズ3]や[ナンバーズ4]も、例えばジャンボ宝くじのように予め印刷された宝くじ券を購入するという従来からの宝くじとは異なり、購入者が自らの思考で当たり番号を予想し購入できる、言い換えればどの売場からでも当たり券をゲットできるという点で魅力的でした。ただ的中確率は[ナンバーズ3]なら3桁の数字そのものをズバリと当てる[ストレート]で1000分の1、[ナンバーズ4]でも10000分の1ですから、数字を予想するといっても思考する余地は限られており、予想を楽しむという程ではなかったように思います。 ところが[ミニロト]になると[01]から[31]までの31個の数字の中から異なる5個の数字を選択する訳ですから、5個の数字全てを当てる1等の当選確率は16万9911分の1、[01]から[43]までの43個の数字の中から異なる6個の数字を選択する[ロト6]に至っては1等当選確率が609万6454分の1となり、当然のことながら数字の予想・選択は、考えれば考える程「キリがない」状況で、複雑多岐にわたるようになりました。しかも購入者がアレコレと考えて絞り出した数字が抽選結果と全て一致すれば、当選金額は[ミニロト]で約1000万円(理論値)、[ロト6]なら最高2億円、キャリーオーバーがある場合には最高6億円まであるというのですから、「宝くじは出来れば自分の思い通りの数字を買ってみたい」と思ったことのある方にとっては待望の宝くじだったのではないでしょうか。
こうしたファンの期待に応えるかのように、Web上には[ミニロト]や[ロト6]の予想を手助けする情報サイトが増えてきました。当サイトもその中のひとつです。毎週、抽選結果速報をはじめ、過去の抽選結果をもとに様々な角度から統計・分析した最新のデータを掲載するに当たって、当サイトが基本にした考え方は「ビジュアル」つまり「視覚的にひと目でわかる」データの提供です。単に数字を羅列するのでなく、数字と数字の微妙な位置関係が視覚的に分かれば、予想に広がりと深みが出てくるのでは----そんな考え方でまとめたものが当サイトの情報です。
宝くじについては、ひと頃「ギャンブルなのか、そうでないのか」といった議論があったように思います。検索サイトの中には「ギャンブル」というカテゴリーに分類されているケースが少なくありませんから、議論も致し方ない面があります。しかし当サイトとしては、例えば競馬のようにあるレースの馬券を買い、的中すると払い戻し金も含めた資金で次のレースには更に高額の資金を投じるといった、そこに資金を増やしたい(負けていれば取り戻したい)といった心理が強く働きやすいかどうかで、ギャンブル性が決まるのではと考えています。その意味でいえば[ロト]くじはギャンブル性が極めて低く、数字を予想するに際して確率や統計、更には数字の出現傾向分析など、様々な角度から推理していくという面で、ある種「知的な」娯楽や楽しみという「エンターテインメント」的内容を有していると捉えています。今日もまた、心の中では「我こそは！」とばかりに密かに独自の研究を重ね、儚いながらも夢ある予想を楽しんでいる[ロト]ファンも少なくないのではないでしょうか。当サイトがそんな方々のお役に立てればと考えております。 尚、本サイトはサイト管理人の極めて個人的な主観に基づいて編集されております。従って、時には異論もあるかと思いますが、サイト閲覧者の寛容な心を以ってご容赦ください。また、掲載する数値データに関しましては、細心の注意を払っておりますが、特に抽選結果につきましては主催者発表のデータで再確認していただきますようお願い申し上げます。