About Data
データについて
ご存じの通りロト6では、毎回(実施回)ボーナス数字も含めて7個の数字が抽出(抽選)されますから、各数字の出現確率は43分の7(0.1627...)となります。当サイトが掲載する統計データは全てこの確率をもとにしています。つまり1回出現すれば、その数字はこの確率を消化したことになり、逆に出現しない回数が増えれば、本来出現すべき確率を消化していない(今後、出現する可能性が高いのでは?)として、その数値化を試みたものになります。
下の表は、当サイトが開発したソフト【ロト6データ管理・分析帳】が各数字の出現回数、非出現回数、出現指数などを集計している統計表(データは第1500回終了時のもの)です。表(左)の中で2列目の平均出現回数は実施回数に43分の7を乗じて(1500×7÷43=244.1860...)算出したものです。この平均出現回数と3列目の出現回数を比較、その差に43分の7を乗じたものが4列目の出現偏差(平均より少ない場合はマイナス数値)で、各数字が平均出現回数に対してどの程度の確率を消化しているかを数値化しています。6列目のストレスは5列目の空白回数に43分の7を乗じたもので、 本来なら43回に7回出現してもよい平均出現回数に対して、どの程度ストレスが溜まっているかを見たものです。7列目の出現指数は、出現偏差[(出現回数-平均出現回数)×7÷43]とストレス[非出現回数(空白回数)×7÷43]を合算して指数化したものです。
具体的にはどうなっているのか、数字[31]を例に確認してみます。表(左)で[31]の行を見ると出現回数が240になっていますから、出現偏差は(240-244.186)×7÷43=-0.6814...となります。そして空白回数が2回ですからストレスは2×7÷43=0.3255...となります。もちろんストレスは確率を消化していない数値ですから-(マイナス)となり、出現指数は出現偏差とストレスの和ですから(-0.6814)+(-0.3255)=-1.0069に100を乗して指数化したもの(-101)となっています。以上のことから、出現指数はマイナス値が大きいほど 確率的に今後出現する可能性が高いということになります。
当サイトが、毎週TOPページで抽選結果速報とともに掲載しているデータも上記のソフトによる集計データから引用したものです。右図は第1500回終了時点でTOPページに掲載されたものですが、ここで最初の項目にある[非出現回数(空白回数)]は、その時点で出現していない回数が多い順ということになります。上の表からも分かるように空白回数が最も多い数字は23回の[25]で、続いて22回の[40]、20回の[02]、18回の[14]、17回のところでは[03]と[20]が同数で並んでいます。
続く[過去86回分の統計]では、上の表(右)で分かるように過去86回分の統計データから出現回数の少ない順に10回の[16][25][31]が並び、続いて11回の[05][12][15][21][23][39]となっています。
そして[出現回数と最近の非出現回数の組合せ]の項目が、前述した出現指数でマイナス数値の大きい順に-440の[25]、-374の[40]、-326の[14]、-309の[02][12]、-277の[20]・・・という形でランキングされています。次のブロックにある[過去43回分の統計]は、上記と同じ要領で過去43回分の統計データから各数字の出現回数および出現指数を順に抽出したものです。
ちなみに1501回の抽選結果は、本数字が[06][10][13][25][31][38]でボーナス数字が[15]でした。
●当サイトTOPページの[統計データ]はコインプッシャーゲームのようなもの⁉
お分かり頂けたと思いますが、ここに紹介したデータは各数字の非出現回数(空白回数)をベースにしたものになります。もちろん各数字の出現回数を平均出現回数と比べて、出現の程度を数値化した出現偏差を評価のファクターとして加えたものもありますが、それでも非出現回数(空白回数)がランキングの主たる要素であることに変わりはありません。従ってこのランキング、つまり非出現回数(空白回数)の多い数字は「いつ出現してもおかしくない」数字であると同時に、しばらくは出現しないのでは?ということで「予想から除外されてもおかしくない」数字でもあるということを理解しておく必要があります。
唐突になりますが「コインプレッシャーゲーム」をご存知でしょうか。単にプッシャーゲームとも呼ばれるようですが、ひと頃はゲームセンタ-などによく設置されていたゲーム機で、メダルをマシンの中に投入すると、内部にある(往復運動を繰り返す)押し板によってマシンの中に入っているメダルが押し出されて、当たり口の中に落ちてくるというものです。よく見ると当たり口に少しはみ出して今にも落ちそうなメダルがあったりしますが、その上には何枚かのメダルが折り重なっていて、メダルを投入しても重さがあるためか、重なりのないメダルばかりが先に落ちてくるといった仕掛けになっているようです。当サイトTOPページの[統計データ]は、このコインプレッシャーゲームのようなもので、非出現回数(空白回数)が最も多い数字が当たり口に近いコインで、いろいろなコインに混ざりながら非出現回数が多い数字が順に並んでいるとイメージして頂くと分かりやすいかも知れません。ちなみに先頭にある非出現回数が最も多いメダル(数字)がなかなか落ちないとすると、例えば「平均出現回数を上回っている」、「もともと出現間隔にムラがある」といった様々なファクターのコインが折り重なっているといったイメージでしょうか。
ロト6を少しでも検討した事がある方ならご存じの通り、非出現回数(空白回数)だけを追っていても予想はなかなか上手くいきません。ロト6は毎回43個の数字の中から7個の数字を抽出していますが、各数字の出現確率はサイコロに近い6.14...回(43分の7から算出)に1回の確率で出るに過ぎず、しかも候補となる数字が43個と多いため、なかなか出現しない数字が少なくありません。それは先のTOPページ掲載例でも、非出現回数で最も多い数字が23回の[25]、続いて22回の[40]、20回の[02]、18回の[14]となっていることからも分かります。上記の例では、たまたま非出現回数がトップの[25]が出現しましたが、例えば6.14...回に1回出現するはずの数字が倍の12.28...回になっても出現しないとなると、「しばらく出現しないのでは?」という削除の対象として浮上してきてもおかしくありません。
こうした様々な視点、考え方をご理解の上で当サイトのデータが予想に活用していただければ幸いです。