ミニロトの1等的中確率は169,911分の1です。ロト6の6,096,454分の1からすると、かなり親しみやすい確率といえます。そこで親しみやすい(？)実態を調べてみました。2024年7月分の抽せん結果からミニロトの販売金額(実績)を見ると実施回1回あたりの販売額は平均で約５億3000万円となっています。これは一口200円ですから265万口購入されていることになり、1等の的中確率は169,911分の1ですから、(265万÷16万9911)＝毎回約15.6口の1等が出現する計算になります。実際7月2日(第1290回)の14口に続いて、(第1291回)の17口、(第1292回)の9口、(第1293回)の14口、(第1294回)の10口というように順当な結果を見ることができます。
ところでこのミニロト予想に果たして何人の方が参加しているのでしょうか。仮に1人の平均購入額が5口1000円とすると53万人ですから、例えば満員の後楽園球場10個分の観客を相手に1等の的中を競っていることになるようです。このように確率の規模がある程度イメージ出来るところに、ミニロトの親しみやすさがあるのかも知れません。ただ、毎回169,911分の1という確率に挑戦しながら的中を待つだけで良いのだろうか、何か他の予想者に先んじて1等的中を引き寄せる方法はないものだろうかといった思考もあって、これを一歩進める形で到達したのがここに紹介するエリア選択という予想法です。
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これを実践するソフトとして当サイトが開発した[ミニロト予想エリア選別器]がありますので、このソフトの設計に基づいた解説になります。ミニロトの予想する5個の数字によって出来る169,911通りの組合せパターンを、5個の数字の合計値でとらえると最小値の[15]から最大値の[145]まで、全131階層に区分することが出来ます。本ソフトでは、この131の階層を九つのエリアに分割・設定しました。以下がその構成です。

予想に際してはこのエリアを選択する事から始まります。例えば上の図から合計値が70～90の[Middle Area]を選択し、ここに本数字5個が(合計値として)入って来ると考え(予想する数字の合計値が70～90の範囲内に収まるよう)予想作業を進めます。そして抽せんの結果、もしこのエリアに本数字5個が(合計値として)入っていたとしたら、多くの予想者が169,911分の1という確率に挑戦して的中を願っている中、こちらは70,725分の1という確率で的中を待っているという話です。もちろん、このエリア選択が外れることは当然あります。それでも５回のうち2～3回でもチャンスがあるとすれば、試してみる価値は十分にあるのではないかと考えています。尚、これは本数字5個の合計値が、どのエリアに入って来るかを選択するだけですから、エリアを外したからといって3等以下には殆ど影響しませんので念ため補足しておきます。
通常は、[Wide Area]を選択して予想作業をしていれば約80％くらいはエリアを外すことは無いでしょうが、当然のことながら的中確率もそれ程ほど高くはなりません。それでも約20％は絞り込んだ事になりますので、他の予想者より一歩前に出て予想作業をしたことになります。そこで合計値の推移を注視しながら、ここぞと思う時に思い切って高確率のエリアを選択して勝負に出てみる----これこそ本ソフトがお勧めする活用法です。勝負するエリアを決める際の参考資料として、下のグラフは当サイトが数字5個の合計値推移を追跡したものです。ご活用ください。