宝くじ・ビンゴ5捕物控/サポートソフト
■エクセルで探索するビンゴ5の数字のゆくえ
■宝くじ・ビンゴ5捕物控■ Ver 4.52
出現率について
宝くじ・ビンゴ5は、タテ・ヨコ3マスずつ計9個のマス目のうち、中央の(FREE/フリースポット)を除く8個のマス目に入る数字を予想する数字選択式宝くじです。8個のマス目には予め[1]から[40]までの数字が各マスに5個ずつ割り当てられているので、各マスでの数字の出現率は5分の1、数値にすると(0.200)となります。これをミニロトと比較してみると、ミニロトは1回の抽選で31個の数字の中からボーナス数字も含めて6個の数字を抽出しているので各数字の出現率は31分の6、数値にすると(0.193)となり数値的には差がありません。
しかしミニロトは1回の抽選で6個の数字を抽出するとはいえ、予想の対象となる数字は31個ですから、どうしても抽出から漏れ続ける数字が出る確率は高い、つまり各数字の出現率に偏りが出る傾向は否めません。対してビンゴ5は、40個の数字があるとはいえ各マスにおける予想の対象となる数字は5個と少ないので、出現率の差が出難いだろうというのが本ソフトの考え方です。簡単にいえばビンゴ5は5個の数字が頻繁に出現したり、しなかったりを繰り返している状態で、仮にある数字の出現率が基準の(0.200)を大きく上回ったり下回ったりする事があっても、その周期が非常に短いため一定の限界値に達すると、逆に転じるのではないかという考え方です。本ソフトはこの点にこだわり、各数字の出現限界と非出現限界を念頭に予想作業ができるように注力しました。
基本的な予想作業の流れとデータの見方
本ソフトの利用方法として、具体的な予想作業を例に各シートのデータ活用法を紹介します。
①表紙の[最新データを追加・更新する]ボタンから、[ビンゴ5抽選結果入力]のダイアログボックスを呼び出し、シート[Kekka]のデータを更新します。
②これでシート[Syutsu]のデータは最新のデータに更新されているので、シート[Yoso]を開き<各数字の最新分析データ>(下図)を更新します。

③更新すると過去20回における各数字の勢いが最新の数値グラフとして表示されるので、各マスにおける数値の大きさを見ます。当然、数値が大きいほど勢いのある数字となりますが、隣にある最近20回の出現動向マーク(△▼⇒)と合わせ読みながら数値の信頼性を検討していきます。ちなみに非出現欄の青や赤の数字は非出現回数が大きくなり要注意領域に差し掛かったことを意味します。
④シート[Yoso]の分析データを基に予想しても問題ありませんが、本ソフトでは、これをさらに深く読み込むために新たなシート[Hyouka]を設けました。
⑤そこでシート[Hyouka](下図)を開き、更新ボタンでシ-トの更新をしてみてください。これがシート[Yoso]の分析に、非出現回数が多くなった数字の可能性を考慮して総合評価としたデータとなります。

⑥総評の欄にマークされた記号についてはシート内でも記載していますが、改めて紹介しておきます。
総評総評欄のマーク説明
本命として評価された数字。理想としては非出現も含めた評価値が高く、伸び率も△△、さらには出現率が標準(0.200)を大きく上回らないのが望ましい。
本命に次ぐ二番手として評価された数字。本命の出現率が標準(0.200)を上回り出現過多の傾向があれば取って代わる存在になり得るかもしれない。
非出現の回数が9回を超えると、いつ出現してもおかしくないという意味で注意を要する数字。非出現の評価で数値が高くなり〇注が重なると要注意!
⑦もちろんこれで万全という訳ではありません。[◎]の本命になっても出現するとは限りません。そんな時参考にするのがシート[Level]の<各数字の出現率推移>となります。

シート[Level]の数値は急激に変わりせんから頻繁に「データ更新」をする必要はありませんが、念のためシートのデータを最新にして、シート[Hyouka]で[◎]評価となった数字の出現率を検討します。特に出現率が0.25を超える場合はシート[Level]で数値の推移を追いながら、大いに迷ってください。そして迷いどころの経験を積んでください。
あとは「予想MEMO」にメモを書き入れながらマトリクスを完成してください。以上です。
直近5回の出現傾向と非出現(空白)回数グラフ
各数字の全出現回数と平均出現回数、最近5回の出現傾向および最新の非出現回数(空白回数)グラフなど、数字の出現・非出現状況が一目で分かるようにしたものです。どのマスで数字出現の偏りが出ているのかなど、視野を広げて気になる数字のポジションなどを知るときなどに役立ててください。

ビンゴラインの数字相性チェック
[kekka]の抽選結果から発生する(毎回28組の)出現数字の組合せを抽出・カウントして、[FREE]のマス目を間にタテ・ヨコ・ナナメのビンゴラインを形成する数字の組合せに絞って統計を取っているのがシート[Pair]で、このシートのデータを基に相性の善し悪しが一目で分かるようにしたのがシート[Match](下図)です。ビンゴラインの相方がどうしても決まらない時や、迷って決めた数字が相性としてどうなのかを見る時、あるいは予想そのものを「相性が最強の数字の組合せ」に託すといった場合など、様々なシーンで活用して頂ければ幸いです。